オフショア金融センター
オフショアの金融センターの代表的な存在といえるのがマン島です。
マン島といっても大体の場所すらわからない人が多いと思いますが、マン島とは、イギリス諸島のちょうど真ん中あたりに位置しているところです。
1000年以上も続いている政治的な治安のいい所で、内政に関しても独立している“自治権”というものをもっているところとして有名です。マン島レースの開かれている場所と聞けばなんとなく思い出す人もいるのはないでしょうか。
65以上のオフショア銀行が活動している、国際的な資産運用の中心地とされているのがこのマン島です。金融と産業とのバランスが良く、経済状況も非常に良い状態で成り立ってるところなのですね。
オフショア金融センターでおなじみなのが香港ではないでしょうか。香港政庁の自由本人主義を背景に、もともと自由貿易として貿易が盛んだったことから、オフショア金融センターとして発展したのは自然な流れではないでしょうか。
株式だとか債券などといったや資産の価格の上昇によって得る利益に関することや、源泉課税に関するものなどがないので、他の課税も低く抑えられているのです。
代表的なオフショア金融センターはマン島かもしれませんが、香港は世界でもトップレベルの銀行や証券会社が軒をつなれてもいます。オフショアを利用するために日本人が多く香港に訪れるようにもなっていますね。
そして日本になじみ深いオフショア金融センターと言えばシンガポールや香港ではないでしょうか。
マレーシアから分離・独立してから、経済発展の戦略の1つとして「金融センター化」をはかっているのです。
かつては「運用は香港」、「調達はシンガポール」というように呼ばれていたこともあり、資産運用に関しては法人税率が低く、海外で発生している“オフショア所得”というものに対して、原則、非課税としている香港で、そしてオフショア預金の金利が非課税となっていたシンガポールでは資金調達を・・・という傾向が強くありました。
ですが、今となっては、その資金調達では鉄板であったと思われるシンガポールでも、法人勢の引き下げなどによって、制度面での相違はほとんど見られなくなったので、昔のようにはいかなくなったということのようです。


